| アフリカ理解プロジェクト 総合学習・国際理解・国際協力・開発教育 | ||
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国の数:54国 人口:約8億人(世界の人口の約20%) 大きさ:日本の80倍 位置:大陸のほぼ中央を赤道が通っており、大陸の半分は日本と同じ北半球にあります。アフリカ大陸の北端は、日本の東北と同じ緯度です。 歴史:アフリカ大陸は人類発祥の地とされています。約440万年前の人類の化石が見つかっています。アフリカのほとんどの文化は文字を持たないために、きちんとした記録が残っていませんが、語り継がれる物語や行事の中に長い歴史を語るものが残っています。また過去には各地に多くの王国が存在しました。アフリカの歴史の中で、最も悲しい歴史は奴隷貿易です。15世紀以降400年の間に、約2000万人の人々が奴隷として、南北アメリカ大陸に強制的に運ばれました。アフリカ各国の基本情報はこちら>> |
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高校生のインタビューに答えました。 2008/1/26 “アフリカ理解の促進を通じて、グローバルな視野と行動力をもつ人材を育成しています” <具体的な活動の内容> ★アフリカを教室に:アフリカ理解促進のための書籍やリーフレットなどの企画・制作、HPやメルマガなどでの情報の提供 ★みんなの学校:エチオピアの現地NGOと一緒に行うカラユ牧畜民コミュニティ支援 ★手づくりアフリカ:アフリカの豊かな文化や知恵を伝えるワークショップ&セミナー ★調査・提言:アフリカ理解を促進するための独自の企画・調査・提言 ★パートナー事業:アフリカの出版社と一緒に行う出版事業など アフリカ理解プロジェクトの活動は、世界中どこにいても参加することができます。プロジェクトのスタッフ・サポーターは、日本各地、エチオピア、ニジェール、英国など世界にちらばっていますが、インターネットで会議をしながら、多くの活動を迅速に進めています。 はい、国際協力に関わる非営利NGOです。NGOは自発的な市民組織で、誰でも設立することができます。地球規模の問題がますます深刻化するなかで、「政府機関のみ」でなく、「市民ひとり一人」がさまざまな分野で国際協力に取り組むことが必要と思い、アフリカ理解プロジェクトを創設しました。これに賛同し、無償でボランティアをしてくれているのが、スタッフ・サポーターの人たちです。 政府の審査は受けていません。多くの市民から支持を受け、活動を続けられることが私たちにとっての審査だと思っています。 団体が大きいか小さいか、政府か非政府か、NPOか任意団体か、それは住民のためになる活動とはあまり関係がないと思っています。団体が行う活動の内容、プロセスや成果を見ることが大事です。アフリカ理解プロジェクトの事務所経費は、必要最小限。奨学金などは全額、現地のパートナーNGO(GTF)を通じて子どもたちへ届けられます。東京事務所、エチオピアオフィスがありますが、スタッフの自宅の一部が事務所です。それぞれ自宅がSOHOオフィスになって活動しています。活動資金も、なるべく助成金などに頼らず、自分たちで(資金を)つくる努力をしています。これは容易なことではありませんが、持続的な活動をつづけるためには不可欠だと思っています。 “なぜアフリカではないのでしょうか?”と私は思っています。隣国ではないから? 日本と経済的なつながりが薄いから?国益につながらないから?よく分からないから? インターネットがつかえるようになったことが大きいですね。これまで私がいたアフリカの国では電話やファックスの機械はあってもつながらない、郵便は片道1週間以上、紛失も多いなど、社会インフラ整備の遅れから、世界各地に連絡を取ったり、情報を発信したりすることが非常に困難でした。94年のキリマンジャロ滞在時には、大型無線で通信していましたが、96年にはタンザニアの僻地にいても、電話回線ながらプロバイダーを通してネットに接続することができるようになりました。このネットのおかげでネパールのNGOと連絡を取り合い、橋の建設について情報交換したこともあります。サポーターのなかには、一度も会ったことがない人たちがいますが、ネットを通じて本やWEBサイトづくりに協力してもらっています。 アフリカ理解プロジェクトは03年にスタートしましたが、スタッフ一人ひとりは、それまで長い間、アフリカに関わる様々な活動をしていました。これらの活動をさらに広げようと、プロジェクトとしてスタートしました。 『おしゃれなアフリカ』シリーズを読んでくださってありがとうございます!このような感想を小・中・高校生のみなさんからよく聞きます。日本のメディアや学校の教科書などでは、アフリカのプラスのイメージが少なく、アフリカ=悲惨な状況(確かに、これも事実ですが)という部分しか見えてこないと感じます。こうしたステレオタイプなアフリカの見方を変えるには、豊かな文化や日常的なアフリカを伝えることが必要だと思い、このシリーズをつくりました。 またこの「ポジティブで可能性のあるアフリカも見てもらいたい」という私たちの考えは、多くのアフリカの人たちからも共感を得ています。アフリカの人たちに後押しされる形で英語版がエチオピアの出版社から出版されています。アフリカと日本、相互のイメージのギャップを埋めていく足掛かりとなればと思っています。 アフリカの人たちとの出会いで影響を受けたのは、寛容、ホスピタリティ、大らかさ、生命力、たくましさ、優しさ、分かち合い、兄弟・家族を大切に思う心、年上を尊敬する心です。これらは、みな、かつて日本人が持っていたもの(失われつつあるが、今もあるもの)と共通しています。過酷な条件下にあっても、これらを失わない彼らの人間性に影響を受けました。 はい。スタッフの多くは、普段は仕事を持ち、平日の夜や週末、有給休暇をつかって関わっています。(私自身は、プロジェクトの立ち上げから、このプロジェクトの仕事に専念しています)。この活動がおもしろいと、本業と同じくらい熱意をもってやってくれる人たちが多いです 日本にいるとき、また世界中どこにいても、淡々とですね。“warm heart, but cool head”という言葉が好きです。国際協力のような仕事では、熱い心を持ちながらも冷静な判断が求められると思っています。 アフリカ理解プロジェクトがエチオピアで行っている「みんなの学校」「アフリカ出版事業」は、私たち日本人が直接的に行う事業ではなく、どちらも現地のエチオピアの人たちとパートナーシップを組み、一緒に行っている事業です。ですから、現地のホントに普通の人たちと接する機会は多いですよ。 プロジェクトの企画から実施までをマネージメントするのが、プロジェクトマネージメントという仕事です。先ほども触れましたが、エチオピアのプロジェクトは、どちらも現地の人たちとの協働プロジェクトです。 「いっしょにこの問題に取り組もう」という意識を共有する相手を見つけ、プロジェクトが目指すもの、プロジェクトの枠組みと規模、実施方法・内容・時期、資金の手当て、役割分担を決め、プロジェクトを軌道にのせ、評価をとおして、成果やプロジェクトの与えた効果(インパクト)をみる、そして改善点を次のプロジェクトに生かすという仕事です。 難しいように感じるかもしれませんが、例えば、先日、高校生のみなさんが行った、みんなの学校奨学生の募金活動なども、実はこの流れでやっていると思います。 「みんなの学校」「アフリカ出版事業」とも、自分たちが主体になって行う事業ではなく、文化も言葉もやり方も違う人たちと一緒に、現地の人たちを主体として事業を行うところが、この仕事の一番難しいところです。 はい、GTFは、エチオピア政府登録の現地NGOです。スタッフは全員エチオピア人スタッフです。ここら辺、日本では思い込みがあるようですが、アフリカのNGOで働くスタッフは通常、無給ではありません。大手NGOのばあい(GTFは小さな団体ですが)は、現地公務員より、よい報酬を得ています。エチオピアの大学卒業者に人気のある職種は、公務員から海外NGOスタッフを経て、国連職員になることです。ですからNGOスタッフには、海外留学経験者も多く数ヶ国語を話す、優秀な人がたくさんいます。仕事のうえで、まあ、多少のお国柄(のんびりしているなど)はありますが、日本人と一緒に仕事をしているのと、そう変わらないと私は感じます。 別の意味で難しいのは、いっしょに仕事をして慣れてきたカウンターパート(仕事を一緒に行う担当者)が、すぐに替わる(より高い報酬や条件を求めて)ということです。私のカウンターパートも4年間で3人変わりました。また、個人がほかの人と情報を共有するということが少なく、情報はその人だけのものになっている点も、仕事をするうえで難しいところです。 アフリカ理解プロジェクトが連携しているのはJICAや大使館だけではなく、カナダオックスファムや同国のロータリークラブとも連携を図りながら進めています。例えば、うちで建設した教材開発・環境教育センターのソフト面(機材や人材研修)をカナダ側がやり、人材派遣をうちがやるというように。この方法で、それぞれの資金的な制約を相互で補うことができますし、建物は建ったけれど中身がないというようなことが防げ、効果的な支援をすることができます。 日本の援助が効果的に行われるには、官民がそれぞれの特徴、得意分野を生かして、ともに取り組んでいかなければなりません。例えば、学校は建てただけで終わりではなく、そこで勉強する子どもたちが、継続的に質の良い教育を受けなければ意味がありません。こうした、日本の支援が有効につかわれるよう、いくつもの支援先をコーディネートする人材が必要ですが、残念ながらまだそういう人材は多くは育っていません。そういう意味でも、アフリカ理解プロジェクトのやり方が、ほかの人たちのヒントになればと思っています。 私が個人で行うことは少なく、成果があがったものは、みなチームで行ったものです。あえていえば、新しいこと(オリジナリティがあって、ユニークな活動)は、すべて難しく、それをやり遂げたときの喜びは大きいということでしょうか。本づくりの苦労エピソードがここに載っています。アフリカに本協議会(AJF)機関誌に掲載:http://africa-rikai.net/media.html ●エチオピアオフィスの一日 6:00 起床 6:00−6:30 インターネット呼び込み・緊急連絡への対応(早朝でないとネットつながりが悪いので) 6:30−7:00 朝食支度(お弁当づくり) 7:00−8:00 朝食&家事(衛星放送でNHK,BBC中東放送ほかのニュースをチェック) 8:00−13:00 仕事 13:00−14:00 昼食 14:00−18:00 仕事 18:00−19:00 夕食の支度&家事 19:00−23:00 夕食・夫とその日の話をする・お風呂・読書・TV鑑賞・仕事のつづきなど 23:00 就寝 09年に日本の出版から本3冊、アフリカの出版社から絵本8冊を出版することになっています。その取材や執筆、また依頼原稿の執筆、5月に横浜で開かれるアフリカ開発会議関連の仕事、問い合わせ、各団体からの視察、スタディツアーなど、ただ今たくさんの仕事を抱えています。(これは東京事務所の方も同じです)。 ということで残念ながら、なかなか近所づきあいは難しいのですが、知り合いのエチオピア人や欧米人、日本から大勢の研究者や大学生などがよく訪ねてきますよ。 2週間に一度、生鮮野菜などの買い出しにアジスアベバ(往復4時間)に行きます。また出版社との会議、GTFとの会議があればアジスアベバに。「みんなの学校」のサイト(往復4時間)にも必要に応じて出かけます。先日は、エチオピアの協力隊員が開いた「サイエンスセミナー」があり、「みんなの学校」サイトに行きました。 インタビュー:向平侑加さん(北海道千歳高校) 回答者:白鳥くるみ(アフリカ理解プロジェクト代表) |
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