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高桑常寿写真展 アフリカ・ミュージシャンの肖像 Musicians of Africa in 4×5 2006 では、ポートレートと集合写真合わせて64点を畳1枚より大きいB0判にて展示しました。2006年7月三軒茶屋のキャロットタワー3F4Fのギャラリーがアフリカ人の顔だらけになり百メートル近くの壁がうめ尽くされました。このページでは、その中から10点を選んでの展示となります。

これらは1991年から昨年にかけて、アフリカ各地、フランス、アジア、日本で撮りためた写真、450カット以上の中からセレクトした一部です。北はアルジェリア、南は南アフリカ、東はケニヤ、西はセネガルとぐるりとアフリカを回っています。

日本人が失いつつある、人間の原型のような、その生き生きとした魅力的な人間の顔と姿形とに出会って、力を感じていただければと思います。

そうしてアフリカと、アジアと、ヨーロッパと、アメリカと、人種宗教の違いを認識しながらも認め合い、それを超えて全ての人々が繋がっていけたらうれしく思います。

ドゥドゥ ンジャイエ ローズ  セネガル 
(サバ−ルの神様)

●撮影当時75歳?にして歯はすべて自分の歯。奥さんは4人子供は26人?孫は?バンドはすべて血縁者である。そしてそのサバ−ルの音・・・そう、この写真が上がってきてつくづく彼は宇宙人だったんだ・・・と思いついた。
アビブ コワテ  マリ共和国 
(歌、ギター) 

●世界1の友人。僕の守護神といってもいいかもしれない。地上に足を下ろして生きている人。 ゆるぐところはない。でも、そのギターはしこたまポップでカッコイイ。あたたかく、いる人。
シェイハ リミティ  アルジェリア
(歌手)

●84歳にして赤いバラととてつもなく熱いベ−ゼと酒。アルジェリアのライの女王様は、歌も何もすべてが過剰で、本物の女王様だった。06年没、合掌
カンジャ・クヤーテ  マリ共和国
(歌姫)

●歌声もその語るスト−リ−もすさまじく強い。今マリで一番の女性歌手。 もちろんオシャレである。それには時間が、しかもアフリカ的時間がかかります。陽が沈んでしまうと心配しながらも、姫のお出ましを待つしかありません。 車庫には新しいメルセデスが3台ありました。
パパ ウェンバ  コンゴ  
(歌、バンドリーダー)

●コンゴ人大スター。オシャレといえばこの人。オシャレの代名詞、サップールの神様、パパ ウェンバ。この時も1月のクソ寒いパリで、チノパンにこの白い半そでシャツというイキな衣装で登場。ブランドは何だろう?
マハマ コナテ  ブルキナファソ 
(バラフォン)

●マハマ・コナテ ブルキナファソ(バラフォン) バラフォンの精霊。人生そのものが木琴といっていいだろう。彼のバラフォンは、音そのものが宇宙と繋がっている。すてきなおじいさん。やさしい顔。朝から晩までギネスを飲みっぱなし。
トーマス マプフーモ  ジンバブエ 
(歌 バンドリーダー)

●ジンバブエ独立闘争の旗手。投獄されながらもショナ語で歌いつづけ、 現在もジンバブエのトップミュージシャン。でも今なお放送禁止になる歌も多い。
フークエ ザウォーセ  タンザニア  
(歌 ダンス、楽器全て)

●タンザニアの至宝。楽器は全て自分で作り、演奏し、七色の声で歌い、踊り、疲れを知らない。宇宙の歌。'03年没、合掌。






マホテラ クィーンズ  南アフリカ  (コ−ラス グル−プ)

●マハラティ−ニが死に('99)ウエスト ンコーシが死に('98)マ−クス マンクワネも死んだ。三人のリ−ダ−を次々に亡くしてもオバチャン達はそろって元気だ。元気のモトのような今も変わらぬ歌とダンスが新しいCDから伝わってくる。
グラムン レレ  レユニオン 
(歌 家長)

●マラガシーの神様たちを信仰するグラムン。
代々ひきつがれてきたマロヤ音楽のメンバ−は、女も男もすべて家族である。世襲制であるが三男がその次を引きつぐ予定らしい。その三男の声も顔の形もグラムンそっくり。'04年没 合掌

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