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担当の先生による授業の説明(楢府先生)

アフリカ理解プロジェクトスタッフ(利根川)

アフリカ理解プロジェクトスタッフ(星野)

フォトランゲージ

ハンドアウト(一部)
 


アフリカ理解プロジェクト出張講座
アフリカ・エチオピア・みんなの学校
とカラユの子どもたち


●日時:10月14日(火)5・6時間目 1時間40分
●対象者:中3・・5名、高1・・5名(男子4名、女子6名)
●講師:星野貴子、利根川佳子(当日は若松陽子、國枝美佳も参加。)

授業の目的

エチオピアの「みんなの学校」(ダンディ・グディナ中学校)の生徒たちとの文通を通じた交流を行うための事前学習

プログラム内容と時間の流れ

13:10〜13:20 自己紹介
13:20〜13:40 アフリカ理解の説明
13:40〜13:50 エチオピアの写真と実物を使ったクイズ
13:50〜14:00 エチオピアの概況(教育事情を含む)
14:00〜14:10 休憩
14:10〜14:25 エチオピアの写真の組み合わせゲーム(フォトランゲージ)
14:25〜14:50 みんなの学校プロジェクト&カラユの生徒の生活について
14:50〜15:00 質疑応答

先生の感想

最初全く知識のなかった生徒達がだんだん理解を深め、身近に感じてくれていることがうれしい。教員自身にも実体験が不足しているので、実際に話をしていただけたのはありがたかった。生徒達も喜んでいて、次のダンディ・グディナ中学校との交流につながったと思う。

生徒たちの感想(抜粋)
  • 日本の学生たちは嫌々勉強しているのに、牧畜民であるカラユの人たちは勉強
    したくても、仕事をしなければならいことは、日本と大きく異なっている。
  • 私たちは毎日学校へ通い、新しいことを習い、家に帰ったら自分の好きなことをしていて、それを当然だと思っています。でも学校へ行けない子供たちのことを知ると、自分たちは恵まれているのに、学校へ行けることに感謝せずに日々を送っていたことが身にしみてわかりました。彼らには早急に学校へ行ける環境が必要だと思いました。同時に自分もその手伝いをしたいと思いました。
  • 学校にいけるだけで幸せなんて私たちは全く思わないので、向こうの人たちはすごいなあと思いました。見習えるようになりたいです。
  • 「アフリカ」というと貧しいというイメージしかなかったけれど貧しいだけではないということが話を聞いてわかった。
  • 学校に行きたいのに行けない人もいるなんて、学校に行かないといけないのに行きたくないと言っている日本の子供とは大違いだと思った。
  • 自分がとても贅沢に感じた。
  • 今学校で勉強しているアフリカの子供が大人になってどんどん住みやすい国になったらいいなと思った。
アフリカ理解プロジェクト側からの感想、振り返り
  • 事前のみなさんからの提案により、様々な手法で参加型の講座運営が可能になった。その成果、生徒の反応も概ねよかった。 
  • テーマが盛りだくさんだったので、時間的に厳しかったが、話がテーマごとに切れるので、聞き手にとっては集中しやすかったかもしれない。
  • スピーカーが二人だったのも、中高生の気分を切り替えることができ、良かったと思う。
  • 先生のご提案で、生徒が埋めるための空欄を入れたハンドアウト配った。生徒は一生懸命空欄を埋めていたので、生徒の注意力を保つのには良い方法だった。
  • 写真を使ったゲームは生徒たちが全員盛り上がって参加し、気分転換と同時にエチオピアの写真を集中して見られて一挙両得だった。

文責:利根川佳子(アフリカ理解プロジェクト)
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