夏休みもいよいよ終盤。ニジェール風串焼きで夏休み最後の休日を楽しみませんか?
サハラ砂漠近くに位置するニジェールではイスラム教徒が多いことから牛肉や山羊肉などが良く食べられています。小さく肉を切り分け、串焼きにしたブロシェット(フランス語で串焼きの意)やキシリと呼ばれるビーフジャーキーなど多種多様。西アフリカ諸国に出稼ぎにでるニジェール人がまず始める商売は串焼き屋さんだとか。じっくり焼いたブロシェットにヤジと呼ばれる調味料をかけて食べます。このヤジは秘伝の配合らしく各家庭で味が違います。
ブロシェット (brochette)
- 材料(4人分)
牛肉(塊) 500g
(漬け汁)
タマネギ(すりおろす) 1個
パセリ(みじん切り) 3枝
月桂樹 1枚
ニンニク(すりおろし) 1片
ヨーグルト 大さじ1
粗挽き黒胡椒 適量
- 牛肉の塊を棒で叩き筋を切り、肉を1.5cm大に切り分ける。
- ボールに牛肉と漬け汁の材料を入れて混ぜて20分〜1時間置いて味を馴染ませる。
- 串に肉を刺し、じっくり焼いてゆく。
- 最後にヤジをふる。(ヨーグルトやタマネギにつけることで肉を柔らかくし、臭みを取ります。
*ヤジ(調味料)
- 材料
岩塩 小さじ1
胡椒 小さじ2分の1
チリパウダー 小さじ2分の1
ピーナツの粉 大さじ1
油 少々
チキンコンソメ 半個(つぶす)
ヤジと呼ばれる調味量はニジェールだけで無くセネガルやギニアなどサヘル地域で広く利用されています。肉類だけでなく主食にかけて食することも多いそうです。焼き上がったブロシェットはバゲットやタマネギ・スライスとの相性抜群。召し上がれ!
(ARPサポーター:飛田八千代)
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