ガールスカウト活動について
ガールスカウトは「責任ある市民」を育てるために創設された、世界的な青少年団体です。世界中で約1千万人のガールスカウトが活動しています。アフリカ大陸でも32カ国で私たちの仲間が活動しています。アフリカ理解プロジェクトは立上げ当初より、ガールスカウトとの協働で多くの活動を行っています。

新宿でアフリカ理解プロジェクト・ガールスカウト東京36団による料理ワークショップを行いました。

参加者（子どもを含む15名）とガールスカウト・アフリカ理解メンバー（14名）が、アフリカ理解プロジェクトの出版した本『アフリカン・キッチン』に掲載されているレシピをグループごとに分かれ調理実習をしました。すでにこの料理を何度も実習済みのガールスカウト（中学生・高校生たち）のリードのもと、各参加者が協力しながら全メニュー5品を2時間強で調理し、お腹がいっぱいになるほどの実食をしました。

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前菜　　　　　ガーナ風春巻き
メイン料理　　西アフリカピーナッツ・シチュー
サラダ　　　　東アフリカ風サラダ
米・粉料理　　エチオピア古代パン
デザート　　　タンザニアごまとさつま芋のスィーツボール
飲みもの　　　東アフリカ式ミルクティ/エチオピア式手焙煎コーヒー
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食事の後は、東アフリカのミルクティー（チャイ）やエチオピアのコーヒーを飲みながらアーティストのアマドゥ・トゥンカラさんのアフリカの食のお話。たくさんの写真をスクリーンに映しながら、アフリカ（セネガル）の食文化について話を伺いました。協働でアフリカ料理を調理する、アフリカの興味深いお話、さつまいものボールやエチオピア古代パンなどのお土産と盛りだくさんなプログラムに、参加者の皆さん大満足して帰路に着かれました。

参加者によるワークショップ感想

○満足した、まぁまぁ満足した、満足しないのうち、満足した(提出者10名中/10　名)」で全員満足したという評価でした。
○ガールスカウトの方がとても明るくきびきびとされていてとても感心しました(レシピも素敵でした)。
○同じテーブルの方と楽しく過ごせて、ガールスカウトの方も感じがよく、不快なことがなかったです。
○自分たちが参加してアフリカのお料理をガールスカウトの女の子たちと一緒に作って一緒に食事をして、楽しいひと時でした。
○Amadouさんのお話も写真が豊富でとてもよかったです。ちゃんとした料理が作れて満足。またセネガルの現実が見れて良かった。
○お料理もおいしかったし、お話も面白かったです。お土産もいただいて。ありがとうございます。

今後開催して欲しいWSの質問には、アフリカの衣食住（ハンドクラフト、料理など）自らが体験できるものに参加したいという声が多くありました。

ご参加いただきました皆様、ありがとうございました♪

料理教室を終えて

参加者は15名（2名の男性の方にもご参加頂きました！）が4つのグループに分かれて、それぞれのグループが5種類のアフリカ料理を作って楽しみました！

各グループに分かれて作業をサポートしてくれたガールスカウトの皆さんは、活動の中でも、キャンプでの野外料理や小学生に料理を教えるなどの活動はされているそうですが、今回のワークショップでは、万全を期して何度も事前練習でアフリカ料理にトライしてくれたようです。

その甲斐あって（!!）、どのグループもとーっても美味しくできました★（本当に、全ての料理が美味しくできたんです！）

「アフリカの人たちは普段、何を食べているのだろう？！」と想像もつきにくい、日本では馴染みのないアフリカ料理ですが、今回アフリカ料理を何品か作ったことで、ぐっとアフリカを身近に感じたワークショップでした。

後半は、セネガル出身のアーティスト、アマドゥ・トゥンカラさんがアフリカの食べ物、料理について、写真を見せながらお話してくださいました。料理本に載っている綺麗な写真ではなく、現地の実際の食事事情を知れてとても興味深かったです。勉強になりました！

そして、参加者の皆さん、「楽しかった」「美味しかった」とご好評頂き、ありがとうございました！また、次回も料理ワークショップを開催してほしいと要望をお聞きしたいるので、第2弾を企画しなければいけないですね！！私も早速、今回作ったアフリカ料理をマスターすべく、お家で挑戦してみます！！

（報告：GS東京36団村中・ARP山田）

★★★
アフリカ料理のレシピは『アフリカンキッチン』でチェック！！
（明石書店、定価1050円（税込み)）