アフリカ理解プロジェクトでは、国際理解・交流、開発教育、地球市民育成に関するセミナーやワークショップの開催、講師派遣を行っています。お問い合わせ:events@africa-rikai.net
■カリブ・アフリカ(2016/2/3)
主催:北海道大学学生有志
対象:学内学生
目的
アフリカの魅力を伝えるためのアフリカイベントを開催しました。
アフリカに行ったと友達に言うと「え〜大丈夫?危なくないの?」とアフリカに対するマイナスイメージから来る反応を悲しく思っていました。アフリカに行ったことのあるメンバーも行ったことのないメンバーも、アフリカに可能性を感じていましたので、アフリカの魅力を広く知ってもらいたいと思い、イベントを開催しました。
概要
よりと多くの人にアフリカの魅力を知ってもらうためのイベントです。実行メンバーにエチオピアとタンザニアへの渡航経験者がいたので、エチオピアとタンザニアを中心に構成しました。
・アフリカ渡航経験者によるタンザニア・エチオピア体験談
・タンザニア・エチオピア料理実演・試食
・キテンゲやカンガのドレス、エチオピアの正装のドレスなどのファッション
・フェアトレード商品の展示
■会の様子
参加者は25名で反応は想像以上でした。「アフリカっていってもいろんな国があるんだ、アフリカという大陸は大きいんだね」とアフリカの多様性に驚いたという声や「本当にアフリカにいってみたくなりました」と私たちのイベントの目的であった魅力を伝えるという段階を越えて、アフリカに足を運んでみたいという参加者の人も見受けられました。
料理は、アフリカ理解プロジェクトさんの発行している本を参考にさせていただき、「タンザニア料理・ピラウ」「タンザニア料理・ウガリとシチュー」「エチオピア料理・インジェラとドロワット」を用意しました。参加者には最初にお試しでそれぞれの料理を少しずつ食べてもらい、食事会で食べる料理を1つ選んでもらう形式をとりましたが、どの料理も均等に人気がありました。なんだか懐かしい味がするといってくれた方やとってもおいしいですという声が多く上がりました。
■実行メンバーの感想
アフリカ理解プロジェクトさんの発行しているレシピ本の再現性がとても高いと、タンザニア渡航経験者がいっていました。ピラウは現地の味ととても近かったようです。
今回のイベントはアフリカ理解プロジェクトさんが発行している本があったからこそ開催できたと思っています。現地の方は感覚でお料理できているため、そのような方にレシピを聞くのはとても大変な作業です。アフリカの料理の本には本当に代表的な料理が掲載されていますし、日本で手に入る材料であそこまで再現性が高いレシピはなかなか見つからないと思います。本当にご協力ありがとうございました。おかげで料理という側面からもアフリカの魅力を伝えられたと思います。
今回はアフリカの魅力という面に着目したイベントでしたが、実際には課題もあります。参加者の中には、魅力を知ったことでその国に興味を持ち、どんな課題があるのか調べたくなったと言ってくれた人もいました。
今回のイベントを通して、課題だけでなくアフリカの魅力を伝えていくことでアフリカに興味を持つ人々が増え、アフリカの課題にプラスの面から取り組んで行っていける人が増えていくのではないかと考えました。また、アフリカについて偏った考えをもっている人がこんなにも多いのかといことにも驚きました。もっと多くの人にアフリカの魅力を伝えていきたいです。
(文責:下村花)
参考
アフリカ料理の本:62の有名なアフリカンレシピ&物語
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