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参加型学習は、「学習者が単に受け手や聞き手としてだけではなく、その学習過程に自主的に協力的に参加することをめざす学習方法です」参加型授業・プログラムに役立つ本のリストです。
■ アフリカンドレス
2004年/明石書店/1000円+税/オールカラー
■ アフリカンキッチン
2005年4月発刊/明石書店/1000円+税/オールカラー
■ アフリカンリビング
2006年4月発刊/明石書店/1000円+税/オールカラー
■ アフリカンアート&クラフト
2007年4月発刊/明石書店/1000円+税/オールカラー
オールカラーでファッション、料理、アート&クラフトなど楽しい話題が満載!「おしゃれなアフリカ4巻シリーズ」は、アフリカの人たちの日常的な生活(主に衣食住)を「体験」することで、アフリカを「感じて」もらうことを目的に、私たちのプロジェクトが制作・編集しました。例えば、料理をつくるという「体験」だけでも、アフリカの人たちの暮らしをイメージする、本や写真やインターネットで情報を探す、材料を見つける、つくる、食べてみるという流れの中にたくさんのアフリカとの接点があります。収益金はすべてアフリカの子どもと女性のための教育プログラムに使います。
この本はこんな使い方ができます
- 総合的な学習、生活科、家庭科など:国際理解プログラムに
- キャンプや研修プログラムに
- 国際理解のプログラムで募金活動と一緒に
- アフリカの展示やスライドショーと組み合わせて
- ゲストスピーカーを招いてアフリカのお話や報告会を聴きながら
- クラフトパーティーを開き、作ったものをバザーやフリーマケットで売って募金する
- ファッションショーを計画する
- 学園祭やイベント、フェスティバルの体験コーナーで
- アフリカの料理教室、クラフト教室を開く
- Tea & Coffee Evenings :フェアートレード商品の販売と一緒に
この本はこういう所でも使えます
学校:生活科・総合的学習の時間、家庭科などの授業
青少年団体:国際理解、開発教育などのプログラム
NGO:参加型ワークショップ、イベント、展示会、フェスティバル、募金活動
社会教育:各種講座、ワークショップ、グループ学習
国際協力団体:交流イベント、広報活動、ワークショップ、イベント
■「参加型ワークショップ入門」
2004年/明石書店/2800円+税/ロバート チェンバース (著)・野田 直人 (監訳)
私たちのプロジェクトの白鳥さんもこの本の翻訳チームに加わっています。チェンバースはこの本のなかで『もし開発を、本当に参加型で人びとに力を与えるものとするなら、教育の方法そのものがもっと参加型にならなければならない。学校や大学などの教育機関で起こっていることがかわらなければならないのである。
この本にあるアイデアと活動は、ささやかではあるけれど、そのような変化に寄与しようとするものであり、PRA(主体的参加型農村調査法)やPLA(主体的参加による学習と行動)による経験をもとに書かれている。中略、この本を手に取れば、中身が楽しいものだとわかるだろう。この本の目的は真面目だけれど、おもしろがるためのものである』と言っている。本書にかかれたアイデア、ゲーム、ヒントは、ファシリテーター、トレーナー、教師、ワークショップを企画運営する人の強力な助っ人になること間違いなし!読み物としても楽しめます。amazonで購入
■地球市民を育む学習
1997年/明石書店/3300円+税/著者 グラハム・パイク/ディビッド・セルビー
「なぜ日本がアフリカや途上国に関わらなければならないのか」という質問を良く受ける。この本の「寓話」のなかで、その答えの1つが示されている。『昔、ある教室での話です。生徒が先生に、「グローバルな相互依存や問題、世界のほかの地域にいる人たちの考えや感じていること、していることをなぜ知らなくてはならないのか?」と聞いています。先生は「夢のなかに50年後の生徒の一人が怒って現れた」と答えました。その生徒は「学校では、昔のことや政府のことばかり詳しく勉強させられたが、世界のことはほとんど教えてもらえなかった。おとなになれば毎日直面する平和や安全、生活の質、食料、インフレ、資源の枯渇など、グローバルな相互依存に起因する問題を誰も教えてくれなかった。誰からも何の警告も与えてもらえず、何も教えられなかった。先生は、なぜ僕が“相互に依存する人類の一員だ”と教えてくれなかったのだろう?」と怒っていたそうです。』
アフリカとは直接的には関わりのない本ですが、グローバルな視点を持つことで、アフリカ(途上国)との関係性がみえてきます。この本が発行されたとき(英国に住んでいた)、英国の開発教育関係者から読むように強く薦められました。グローバルな視点を持つための理論、活動、環境が掲載されています。ワークショップのための手法が豊富に載っていて、ロバートチェンバースの近著「Participatory
Workshop」でも、参加型トレーニング・ワークショップのアイデアやアドバイスが得られる本として推薦されています。amazonで購入する
■ 世界の子どもたち
2002年/明石書店/1000円/フォスタープラン・オーストラリア著
日本の子どもたちが、途上国に触れるとき、貧困、飢餓、児童労働、環境汚染といった厳しい状況のみならず、彼らの持つ豊かなエネルギーにも同時に目を向けて欲しい、また「違い」だけではなく「同じ」子どもであり、ひとつの地球に住む「地球市民」であることに気づいて欲しい。フォスタープランの活動現場から生まれ、実際に学校現場で活用、修正するというプロセスで完成した本です。「世界の子どもたち」をクラスのカリキュラムに採り入れる際の使用、アクティビティも載っています。amazonで購入
■お弁当屋さんゲーム〜食のグローバリゼーションを考える
開発教育協会 1,800円
わたしたちの「食」は、実に様々な世界の出来事と影響しあっています。外国で洪水や干ばつが起こったら、ある国の食料事情が変わったら、 私たちのお弁当にどんな影響があるの? WTOやFTAってニュースで聞くけれど、普段の食生活にどう関係するの?お弁当屋さんを経営するゲームを通じて、見えないつながりに驚きながら、わたしたちがどのような「食」を選択するのか考える、ひとあじ違った食育教材です。授業で、市民活動で、ぜひご活用ください。
■援助する前に考えよう〜参加型開発とPLAが分かる本
開発教育協会 2,520円
この教材のねらいは、「援助とは何か?」「国際協力とは何をすることか?」 を考えること、そして、参加型開発と参加型学習について理解することです。第1部では、トレッキングで北タイを訪問した「アイ子」を主人公に、参加型 でわかりやすく援助のあり方や国際協力というものを考える流れになっています。第2部では、参加型開発とその手法のひとつであるPLA(参加型学習行動法)の 手法が紹介されています。3部構成で11のワークから成り立っていますが、部分的な利用も可能です。国際協力やボランティア活動に関心のある方、学校や地域の活動などでぜひご利用ください。
■新・貿易ゲーム〜経済のグローバル化を考える
開発教育協会・神奈川県国際交流協会 1,800円
「貿易」を中心に、世界経済の動きを擬似体験することによって、そこに存在するさまざまな問題について学び、その解決の道について考えることを目的としたシミュレーションゲームです。「基本編」では、自由貿易の基本的な仕組みについて。「応用編」では、経済活動から発生した社会の重要な課題に焦点を当てて学び、考える機会を持つことができるよう構成されています。
■ 開発教育実践ハンドブック 参加型学習で世界を感じる
開発教育協会/2100円
開発教育の手法と学習プログラムが学べる、実践ハンドブック。前半は参加型学習の基本的な手法や事例を紹介した開発教育の実践マニュアル。後半では、開発教育を「総合的な学習の時間」などで扱うための、学習プログラムと教材を12のテーマでまとめています。テーマは子ども、環境、貿易、貧困、国際協力、ジェンダーなど。
■ 開発教育教材カタログ
開発教育協会/1575円
国内外の開発教育教材を150点収録した教材カタログ。開発や環境、国際理解、国際協力などのテーマを扱うグローバルな視点をもった教材を収録し、体系的に整理し、実際に使用した人たちの声も交えて紹介しています。NGOなどが作成した、書店では入手できない教材も多数紹介。また授業などに役立つ様々な情報を掲載しています。
■ 持続可能な開発のための学び
開発教育協会/1260円
「持続可能な開発のための教育」とはどのような教育なのか。持続可能な社会を作るために、どのような実践が求められているのか。今後求められる教育に関する考察のほか、地域での学びの事例も紹介している。2005年からはじまる「国連・持続可能な開発のための教育の10年」に向け、論理と実践をまとめたハンドブック。
■ NGOスタッフのための国内授業ハンドブック
開発教育協会/1000円
第一部はテーマごとのノウハウのまとめと良い事例の紹介。NGOの国内事業担当者が日ごろ抱えている悩みをどのように解決したらよいかが中心に書かれています。第二部は、解説編で、NGOと学校教育の関係、NGOの教育活動の全体像と課題が示されています。私たちのプロジェクトで支援した事例も「パワーアップ事例」として紹介されています。
■貧困と開発?豊かさへのエンパワメント
開発教育協会 制作・発行 2005.8
AB判、52頁+別冊写真8枚 ¥2,100(会員¥1,680)
貧困とは、モノやカネがない状態だけではなく、様々な力が奪われている状態で ある、と考えて見ます。そうすると貧困を克服するためには、奪われた力を取り戻すこと(エンパワーメント)が必要になることに気づきます。多様な側面をもつ貧困と、開発について、私たちの生活にひきつけて考えるための教材です。バングラデシュと日本という2つの国を行ったり来たりしながら、それぞれの生
き方に思いを馳せながら、私たちにできることを考えます。8つの教材と理論編、そして8枚の写真(カラー)がついています。●対象:中学生以上
■コーヒーカップの向こう側―貿易が貧困を作る!?
開発教育協会 制作・発行 2005.1
AB判 17ページ+写真8枚 ¥1,260(会員¥1,050)
私たちの飲むコーヒーはどうやって生産され、どうやって私たちの手元に届くの か?生産者はどのような暮らしをして何が問題なのか、貿易が貧困をもたらすと
はどういうことなのか?などを考えるのに適した教材です。
■開発教育ってなぁに?開発教育Q&A
開発教育協会制作・発行 2004年8月発行
B5判、40ページ \1,000(会員\800)(80グラム)
1998年に発行された『開発教育ってなぁに?』を改訂し、1990年代後半からの開 発教育の動きをもりこみました。開発教育をわかりやすく簡潔に解説した入門書
です。【理論編】開発教育のねらいや手法、歴史などを解説。【実践編】学校や NGO、自治体などでの実践例を紹介
■たずねてみよう!カレーの世界〜スパイスと食文化の多様性〜
開発教育協会 制作・発行 2003.3
A4判 22ページ ¥1,260(会員¥1,050)
スパイスの香りを嗅いだり味わったりしながら、実際にカレーを作ってみたり、 様々な地域で食されているカレーの種類の多さに気づいたり。ユニット2で紹介している4地域の家庭のカレーに使われる食材がかわいい色つきのカードになり、その多様さが目でもわかるようになりました。また、解説やカレーのレシピ
も増えて、情報も満載です。●対象:小学校高学年以上
ご購入は開発教育協会のホームページまで
■ 「世界の仲間とともに」 国際理解教育プログラムの手引き(財)ボーイスカウト日本連盟/300円 TEL:0422−31−5161
ボーイスカウトの指導者のための国際理解教育プログラムヒント集。楽しいクイズや歌、ゲーム、プロジェクトやワークキャンプなどの実践運動など、「年齢に応じたアクティビティ」が掲載されています。これらのヒントをもとにオリジナルを工夫してみるとよいでしょう。
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