アフリカ・プロジェクト

みんなの学校

2004年より20017年まで、エチオピアのファンターレ郡で、カラユの人々を対象に実施した教育支援プロジェクト。

何もかも整備されお膳立てされた日本と違い、エチオピアで子どもに教育の機会を与えるということは、親が健在で収入があり、その親が子どもを家事や牛追いから解放してくれて、学校が近くにあって先生がいて、クラスのたとえ100人 目の生徒であっても教室の床に座るだけのスペースがあり、その先生が良い先生であまり休まず・・・・。
日本の状況からはなかなか想像できないような条件が必要です。混沌とした状況と言えますが、混沌のすべてを解決することはすぐには困難です。こうした状況を受け入れてなおかつ、その中から改善策・解決策を見つけ出す力を教師、子ども、両親、地域の人々が持つことが、エチオピアの教育支援では求められています。そうした力をカラユ牧畜民、そして子どもたちが自らが身につけることが私たちの願いです。

■みんなの学校の目的

「カラユの子どもたちと地域社会が自立し、困難に立ち向かい、自ら改善策・解決策を見つけ出す力を身につける」

■主な活動

 

CHEP(ハンドメイド生産者の所得向上を支援する活動)

エチオピアで有志が集い、エチオピアのハンドメイド製品の品質やパッケージの改善、新商品の開発などで生産者の所得向上を支援するCEHP(シェップ)という活動を2010年~2015年に実施しました。このプロジェクトは2015年に自立支援の目的を果たし終了しましたが、引き続きデザインなどのフォローアップを行っています。