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1991年より、憑かれるようにしてアフリカに通い続け、すばらしいアフリカ人ミュージシャンに出会い、数多くのポートレートおよび集合写真を4×5判の大型カメラで撮ってきました。

アフリカの人々にとって、歌と踊りとリズムは毎日の暮らしに欠かせません。これらの写真は、ある意味僕からのそんな彼らへの一方的なラブレターかもしれません。


Online写真展 マハマ コテナとブルキナファソの日々


マハマ コナテの暮らしは、時にバラフォンを叩き、時に弟子とともに気ままにバラフォンを作り、ギネスを呑み、話し、笑い、日が暮れる。
こんないい顔をした人にははじめて会いました。

そんなマハマのバラフォンは、その音そのものが直接宇宙と繋がっています。音が空から流れ星のように降り注いで来ます。涙が流れました。
その音にひかれて、ぼくは2000年12月から2001年1月と、2002年1月の2回、マハマの家に押しかけ、彼のポートレート、家族、バンドメンバー、周りの人々と暮らし、など思いつくままに4x5判の大型カメラをメインでとって来ました。





 作家プロフィール:高桑常寿 (Tsunehiro Takakuwa)

アフリカ音楽との出会いは、兎にも角にも1984年のキング・サニー・アデの来日公演だった。日本で初めてのアフリカ音楽のライブだった。19人の男達は温かいリズムを鳴らし続け、踊り続け、歌い続けた。ステージからはオーラが降り注ぎ、会場を幸せの渦で揺らした。

 感動的に気持ちよかった。
 彼らのその生き生きした表情が堪らなかった。
 アフリカだ、魂はアフリカにある。
 アフリカに行きたい、踊り続けたい。

そしてその思いが1991年になってようやく叶うことになった。友人と二人で日本から車をケニアに送り、4ヶ月以上かけて南アまで、東と南のアフリカ8ヶ国をぐるぐる回る2万2千kmの旅。写真と音楽と人と大地と太陽とビ−ル三昧の幸せな旅だった。
つまり、アフリカとアフリカ人に思いっきりハマったのだった。日本人が失いつつある何かが生き生きとある、魅力的な人間の姿形と顔にハマったのだった。

以降、ライフワークとして、アフリカの国々を訪れて出会ったミュージシャン、来日したアフリカ人ミュージシャンのポートレイトを4×5判の大型カメラで撮り続け、写真誌等に発表している。また、近年は自身の出自であるアジアのミュージシャン、或いは中南米のミュージシャンの撮影にも手を広げつつある。                                     
高桑常寿

1955年 名古屋市、日本生まれ
2002年 富山県福野町で個展開催
      "The African Musicians by 4×5 part 1" 円形劇場ヘリオス 
      フランス・サンドニで個展開催
      "The African Musicians by 4×5 part1" ジェラ−ル・フィリップ劇場
2003年 フランス・アングレムで個展開催
      "The African Musicians by 4×5 part1" アングレム観光局
      ベルギー・ブリュッセルで個展開催
      "The African Musicians by 4×5 part 1" フェスティバル・エスペランサ
2004年 東京で個展開催
      "The Asian Musicians by 4×5" 東京都写真美術館1Fカフェ・シャンブルクレール
      東京で個展開催
      "マハマ コナテとブルキナファソの日々" 東京都写真美術館1Fカフェ・シャンブルクレール
2005年 東京で個展開催
      "Musicians of Africa in4x5 Tokyo 2005" 青松寺 観音聖堂
      ※この写真展の小規模なプレ展示を以下の場所にても行いました。
      東京都写真美術館1Fカフェ・シャンブルクレール
      六本木 バー・ディーズ、銀座 キヤノンサロン
2006年 東京で個展開催
      “アフリカ ミュージシャンの肖像”世田谷文化情報センター 生活工房

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