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旅行会社の現地スタッフが教える:ケニア旅行のアドバイス
佐久間美津子(さくまみつこ)さん 2008・6・23

[自己紹介]
1976年東京生まれ。日本の旅行会社に勤め、添乗員として中南米・アフリカ等数十カ国を訪問。そのなかでアフリカの持つパワーに圧倒され、アフリカと日本の架け橋になるようなことをしたいと決意し、ケニアへ移住。現在は在ナイロビの旅行会社勤務。
佐久間さん。友人の結婚式で。

大都会ナイロビの今

ケニアのおよそ1割の人口が集結する、東アフリカ最大都市ナイロビ。いわゆる”タウン”と呼ばれている地域には、高層ビルや高級ホテルが建ち、平日の日中はスーツ姿のビジネスマン・ウーマンたちが闊歩(かっぽ)する。ブーゲンビリアや11月には紫色のジャカランダが大通りを彩り、盲目の物乞いが渋滞で動きが麻痺した車のあいだを練り歩く。









タウンは大きく二つの地区に分けられる

アクラロードから北東側方面のリバーロードあたりのダウンタウンと、それ以外の大小様々な商店が軒を連ねる地区だ。ダウンタウン地区には、タンザニアとの国境沿いの町ナマンガや、インド洋に面した港町モンバサ方面、ケニア山方面などなど、長距離*マタツの発着地があり、安宿が集結し、土埃と喧騒(けんそう)があふれ、庶民の町の姿に触れることができる。が、このダウンタウン地区は白昼堂々、ケニア人でさえもがスリ・引ったくりの被害に遭うところなので、できれば旅行者は足を踏み入れない方がいいだろう。







危険な場所には近づかない

ダウンタウン地区ではなくても、こうした一般犯罪は頻発している。旅行者、特にケニア人とは肌の色が違うと町中では非常に目立つ。「白人、黄色人種=お金持ち」という図式は当たり前で、ガイドブック片手に右も左もわからない旅行者は、”チョコラ”と呼ばれるチンピラたちの格好の標的になってしまう。まずはそうした犯罪者たちを誘発しないよう、
自己防衛の意識をしっかりと持つことだ。信頼できる現地の旅行会社に最新の情報を確認することをお勧めする。


自己防衛の意識を持って、楽しい旅行に

さて、脅しのようになってしまったが、こうした事実もまたケニアの一面である。42の部族がいるケニア人を一言で定義つけることは不可能だが、みなに共通して言える特徴は、フレンドリーであること。道端ですれ違えば「ハロー」「ジャンボ!」と気軽に微笑みかけ、
道に迷って困っていればわざわざ先導して案内してくれたりするなど、親切な国民である。
彼らが人を騙(だま)すなどの犯罪に走るのは、概ね(おおむね)貧困に起因するところが大きいと思われる。「スリルを味わいたいから」「むしゃくしゃしたから」といった理由の犯罪が増加している日本と比べれば、まだ防ぎようがあるというもので、楽しい旅にするためにも、自己防衛の意識を持って行動してほしい。



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