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■WHY AFRICA なぜアフリカなのか |
頻発する干ばつや主要な輸出産品の国際価格の下落で、多くの困難に直面しているのが現在のアフリカです。国の経済が不安定なため十分な社会サービスがなく、多くの乳幼児が小学生の年齢に達する前に、マラリアや肺炎、下痢などで命を落としています。子どもたちだけでなく大人も問題を抱えています。アフリカでは、約2,500万人(東京都民より多い数)の成人と子どもがエイズに感染しており、すでに1,700万人がこの病気で亡くなっています。エイズが原因で働き盛りの人たちの人口が減り、国の経済がさらに悪化するという悪循環が続いています。またこのような国の状態から、子どもたちが教育の機会を受けられず、子どもが本来持つ可能性や力が発揮できずにいることを、私たちはたいへん憂慮しています。
アフリカがこのような状況にあることは、みなさんもすでにご承知のことだろうと思います。日本には、あらゆるモノや情報が溢れています。私たちはこの豊かさのなかで、快適な生活を送っています。その豊かさを享受することは、もちろん悪いことではありません。みな相応の努力をして、その豊かさを手に入れたのですから。ただこの豊かさが、世界の国々との相互依存のうえに成り立っていることは、忘れてはならないと思います。エネルギー、食糧、労働力、どれをとっても、今や日本は日本にあるモノや人だけで生活することはできません。
私たちは、アフリカの悲惨な状況にだけ目を向けよう、といっているのではありません。「相互依存というパートナーシップに立ったうえで、アフリカのために私たちに何ができるか考えよう」と呼びかけているのです。私たちは、アフリカの困難な状況とともに、日本の人たちにアフリカの多様性と可能性も知ってもらいたいと思っています。アフリカ大陸には、54の国と1地域があり、800種類以上の言葉が使われ、それぞれの国の歴史、政治、自然、文化にもとづいた多様性に富んだ暮らしが営まれています。アフリカ大陸と人々の暮らしの中にある多様性を知ることは、豊かな生活をしながらも閉塞感に包まれた私たちに「よく生きるとは何か」というヒントを与えてくれるはずです。
私たちの活動は、ささやかなもので、こうしたアフリカの現実にどのくらい寄与できるか分かりません。しかしながら、アフリカ、日本、多くの人たちと協力関係を築き「よりよい世界をつくる」そういう志(こころざし)を持ちつづけ、活動していきたいと思っています。
2003.01記 |
■私たちについて |
アフリカ理解プロジェクトは、元ケニア青年海外協力隊員が中心となり、2003年社会貢献活動として設立した非営利団体(NGO)です。可能性を持ちながらも課題を抱えるアフリカへの関心(国際理解)を高め、アフリカと日本の活力へとつなげるため、様々な試みに取り組んでいます。
アフリカ理解プロジェクトを知ろうQ&A
なぜアフリカ支援が必要なのか?
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■ミッション |
アフリカ理解プロジェクトは、
・アフリカへの理解を通じて地球市民を育成します。
・世界に開かれた日本社会を実現します。
・困難に直面するアフリカの人々を支援します。
・アフリカと日本・世界を結ぶ機会を提供します。
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■私たちが行う活動は? |
ミッション達成のために、次の活動を行っています。
○アフリカプロジェクト
1 牧畜民教育支援(みんなの学校)
困難に直面する「子ども・女性・少数民族」を、現地NGOとの共働で長期的に支援しています。
2 商品開発支援プロジェクト(CEHP)
商品の開発・改善で、雇用と生産者の所得を向上させるCHEP(Commision for Ethiopian Handmade Products)の活動をエチオピアで展開しています。
3 アフリカ de 出版
アフリカ理解(国際理解)を促進する※書籍※の出版を、現地出版社と共働でおこなっています。
○研修・講座
1 各種講座・セミナーの企画・開催
アフリカ理解(国際理解)を促進するセミナーやワークショップのプログラム提案・企画や開催をおこなっています。
2 講師派遣
企業・政府機関・生涯教育・青少年団体・自治体・学校/大学・NPO/NGO・サークルなどへの講師派遣をおこなっています。
3 他団体との共催・協力
企業・政府機関・生涯教育・青少年団体・自治体・学校/大学・NPO/NGO・サークルなどとの共催・協力事業をおこなっています。
○情報・出版
1 出版・制作
アフリカ理解(国際理解)を促進する※書籍・教材・図書資料の制作・販売をおこなっています。
2 情報発信
メールマガジン・ブログ・フェースブック・ツイッター・動画などの編集・発行、ウェブサイト・メーリングリストの管理運営などをおこなっています。
○調査・提言
アフリカ理解や国際理解に関する調査をおこない、政策提言に役立てています。
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■団体概要 |
名称
アフリカ理解プロジェクト
Africa Rikai Project(ARP)
所在地
〒146-0093 東京都大田区矢口1-11-8
電話
03-3758-5665
ファックス
03-3758-5665
設立年月
2003年4月
アフリカ理解プロジェクトの定款
アフリカ理解パンフレット
日本語 英語 |
代表
白鳥くるみ
副代表
若松陽子(東京事務局)
白鳥清志(エチオピア/日本)
スタッフ数
国内スタッフ 8人(スタッフ紹介)
(海外在住者3人を含む)
登録ボランティア数
45名
ネットワーク
・アフリカ日本協議会 (AJF)
・開発教育協会(DEAR)
・動く→動かす(GCAP JAPAN)
・国際協力NGOセンター(JANIC)
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「みんなの学校」
エチオピア「みんなの学校」の概要をまとめたリーレットです。
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