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TICAD最終日の記者会見(福田首相、キクウェテAU議長ほか)

パシフィコ横浜で開催された「第4回アフリカ開発会議」(2008年5月28日から30日)で、アフリカ理解プロジェクトは展示ブースを設置しました。本会議に参加したアフリカ各国や国際機関等の関係者が対象の展示でしたが、日本の一NGOによるアフリカの課題への取り組みについて、理解を深めてもらう機会となりました。

3月17日に外務省(アフリカ2課)より、TICAD IVの会場でNGOによる活動展示が出来るとのアナウンスがあり、アフリカ理解プロジェクトでは出展することを決めました。アフリカから来る会議参加者に、日本のNGOによる活動を知ってもらうことは、日本とアフリカの相互理解に役立つと考えたからです。

5月20日に許可が下り、展示パネル等の準備に入りました。会議場への出入りは会議参加者とオブザーバーのみで、一般には非公開でした。そのため、展示ブースに貼りつけるアフリカ理解プロジェクトスタッフは、初日3名、残りの二日間は2名と限られました。

モニタリングルームは、本会議場に入れない人たちが、会議の様子をモニター画面で見ることのできる会場です。会議には、本会議期間を通じて延べ2000人が集いましたが、このモニター会場付近では、毎日200−300人の関係者(各国政府、国際機関NGO、プレスなど)が、各出展ブース(NGOのほかにも、国際機関、企業などの出展あり)に足を留めていました。印象に残ったのは、アフリカ各国からの代表団、アフリカのNGOが、積極的に資料集めや事業内容を熱心に聞く姿でした。ここからは、自国に有益な情報を持ち帰ろうとする強い姿勢が感じられました。

アフリカ理解プロジェクトの展示では、サンプルとして展示した「おしゃれシリーズの本」に興味を示す人が多く、購買していく人たちもいました。横浜市と作成した「アフリカ理解リーフレット」も300部があっという間に出ました。またプロジェクトの事業について、「アフリカのポジティブなイメージを推進する、あなたたちの活動に敬意を表します」というコメントを、何人ものアフリカの人たちからもらいました。

途中、市民社会セッションに参加したり、モニタリングルームで会議を見たり、他のブースを訪ねたりと、2人ではとても手が足りない状態でしたが、何よりも、政策に関わる会議でどのようなことが話し合われているのかその一端を知り、市民社会の一員として参加、貢献できたことは、大きな収穫と言えます。

【TICAD IVと市民社会】
TICADは日本政府が主体となり、国際機関と共催で1993年に1回目が開催され、以降5年ごとに東京で開催されている、アフリカ開発をテーマとした政策にかかわる国際会議である。日本政府主導で、日本国内で開催される国際会議としては最大規模のものと言える。

アフリカ諸国や国際機関などの首脳が日本に集まってくるせっかくの機会を、儀礼的な会合に終わらせないためにも、日本国民としてはこの重要なイベントに関心を持ち、アフリカの開発支援がアフリカの市民生活の改善に貢献するよう、ひいては日本をはじめ世界の平和と安定に貢献するよう、監視することが重要である。

それを可能にするためには、日本政府はTICADを国内外の一般市民に開くことが必要だ。TICAD IVへの日本やアフリカの市民社会の正式な参加を実現し、市民社会の組織体制強化への支援、市民社会間のネットワークの構築を話し合い、具体的な活動計画を作り出し、その実施を広く宣言することが重要である。
(特活)TICAD市民社会フォーラム(TCSF) http://www.ticad-csf.net/より

展示ブースの大きさと出展料は以下のとおり。
・展示ブースの大きさ:縦2メートル×横2メートル
・展示ブースに係る費用:2万8千円
・ブース設置管理費等:2万円




来訪者からは元気の出るコメントをたくさんいただけました



南アフリカのメディアのインタビューを受ける


資料テーブルに集まる会議参加者


市民社会セッションにはボノも参加


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