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アフリカを教室に アフリカ理解プロジェクトによる本 「アフリカンキッチン」


講師の飛田八千代さん


「アフリカの食と食材」連続セミナー
開催場所:JICA横浜 
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第1回セミナー(2013年1月27日)

「アフリカンキッチン 〜アフリカンママたちから学んだ西アフリカ料理〜
講師:飛田八千代さん(アフリカ理解プロジェクト・サポーター)

広大なアフリカ大陸の西アフリカの食と食材にまつわる話。主にコートジボワール、ニジェール、ガーナ、ベナンで撮影した写真を基に説明を行なわれ、途中、トーゴからの研修生の参加があり面白い展開となった。

@西アフリカの主食、米、雑穀、ヤム、キャッサバ、プランタンバナナの紹介、そしてそれらを利用して加工されたキャッサバの粉や雑穀クスクス、キャッサバのクスクスの紹介。キャッサバのクスクスはコートジボワールで発達した食材でありブルキナファソやガーナなど周辺国でも食べられている。カビを混ぜることで醗酵させるなど手間が大変かかっている調理法の説明。

A主食が気候の違うサヘルか沿岸部部により大きく違いそれによりソースや付け合わせなどが変化し、料理に大きく影響を与えている。沿岸部‐>トマトソース系が多い。サヘル‐>スンバラミソや乾燥オクラ、パームオイルソースなど。

Bニジェールの市場の写真を例に干し魚やスパイス、スンバラミソ、石にしか見えない重曹など一見得体の知れない商品が何なのか、加工品や食材の解説。

Cニジェールの村に取材に行った時に撮影したアフリカのママ達の様子(ゴザを編む、料理している手順、水汲み、トゥアレグティーと呼ばれるサヘル独特のティーセレモニーの様子など食における男女の役割)

D肉料理、魚料理、など主食とソースの組み合わせについての解説。ピーナツシチュー、プーレーヤッサ、セネガル飯(セネガルから西アフリカに広がったジョロフライスの話)アフリカ式串焼き、アフリカマイマイ料理。ハイビスカスティーやショウガジュース、レモンジュースなどの紹介。特に乾燥に強いハイビスカスティーは貴重なビタミン補給に欠かせない飲み物である。

Eサヘル地方の女性達にとり大切なヒョウタンについて。花嫁道具のヒョウタンの写真やヒョウタンを頭に載せて畑に行く女性達など生活に根付きなくてはならないヒョウタンが女性と密接に関わっている様子。ヒョウタン修理人などの紹介。ニジェールに伝わる大食いヒョウタンの話(福音館より子ども向け絵本として発行)

F最後に毎年行っている子ども向けアフリカ料理講習会について。(小4〜中1対象)全く食べたこともないアフリカ料理をレシピをもとに調理しアフリカの人々の食は自分たちとかけ離れていないことを体験、食を通じてのアフリカ理解を行っている様子の紹介。

質問;
1)ヒョウタンを調理道具として使用する時に蓋はどうするのか?
2)ニジェール式串焼きの薬味(岩塩、スパイス、スンバラミソ、スープキューブ)の作り方など。
3)ヒョウタン栽培について、アフリカのヒョウタンは日本に比べて大きいが栽培期間は長期にわたるのか?

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