アフリカ理解プロジェクト 総合学習・国際理解・国際協力・開発教育 | ||
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なぜ、教育支援が重要か 牧畜民を取巻く環境と教育 気候変動と牧畜民の暮らし 2008年の干ばつ報告
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第2回詩とエッセイコンテスト
オープニングセレモニー
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さて、今回は初回らしくここ「メタハラ」に関して書いてみます。メタハラはエチオピアの首都から東に300km弱に位置する、端から端まで2km弱の小さな街。ジブチという隣国への幹線通り沿いにあるため、「アフリカの村」という雰囲気は全く無く、カラフルな壁の平屋が連なる「極小の都市」というイメージです。 そんなメタハラ、とにかく「暑くて乾燥」しています。日本の真夏も暑いですが、こちらは乾燥が過ぎている分、直射日光が肌を容赦なく攻撃します。じめじめした暑さは「うっとうしい」ですが、乾燥しすぎた熱さは「命を左右」しますね。なにせ洗濯物が二時間でカラカラに乾くような場所ですから。って、それはちょっと嬉しいですが、逆に乾燥した砂の竜巻は洗濯物を台無しにしてくれます。乾燥、最悪・・・。 今は最も涼しい時期ですが、日中は35度程度。昼間は容赦ない日光で皮膚がじりじり焼けます。ですので、この辺りに住んでいる放牧民のカラユの人たちは「真っ白い布」を体に巻き付けるのが伝統です。「白い布は宗教的な理由」って言う人もいますが、元々は直射日光対策に由来しているのではないでしょうか。ちなみにカラユ族の髪型は「バターで固めた立派なアフロヘアー」。思わず「バターは髪の毛の乾燥を防ぐため?」「アフロは直射日光から頭皮を守るため?」なんて考えてしまいますが、それはさすがに勘繰り過ぎ?? 日中は「直射日光との闘い」ですが、夜は一気に20度以下に下がります。乾燥していると昼夜の温度差が激しいんですね。おかげでメタハラの人々は日が沈むと家から出てくるプチ夜行性です。太陽反対!お月様万歳!ここに赴任した当初は、日中に無茶して何度も熱射病になりかけましたが、今は現地の人を見習って「最も熱い時間帯は動かない、夜、出歩く」を貫いています。この生活、はたから見ると怠けているようにも見えますが(怠けていないとは言わない・・・)、やっぱり現地の生活リズムがその土地に一番適しているんですよね。 今では私も現地のリズムで暮らしています。服装も現地の人を見習って半ズボンから長ズボンに変更しました。郷にいれば「生活の知恵が詰まった」郷に従え、ですね・・・・・はっ!!二年後は私も白い布にバターでアフロ!? とにもかくにも、私のメタハラ生活は順風満帆。熱い熱いっていっても、砂漠に比べれば断然ましですからね、二年間、楽しみながら数学を教えていきます。学校生活に関しては第二回以降に書くので、楽しみに待っていてください。 S U P P O R T |